スワップポイントとはどのようなものですか?
FXというのは、通貨と通貨を交換(スワップ)する取引なのですが、この交換する通貨間には金利差というものがあります。
ちなみに、日本は現在超低金利ですが、この政策金利というのは、日銀が毎月会議を開いて、何%にするのかを決めているのです。
一方、アメリカも年8回、会議を開いて政策金利を決定しています。
そこで、例えば、今、日本の金利が0.5%、米国の金利が3.25%だったとして、この金利差について考えてみましょう。
このとき、日本円を売って米ドルを買うとすると、0.5%の金利を受け取れる権利を売って、3.25%の金利を受け取れる金利を買うわけですから、差し引き2.75%の金利を受け取れるということになります。
反対に、米ドルを売って日本円を買った場合にはどうなるでしょうか。
この場合は、3.25%の金利を受け取れる権利を売って、0.5%の金利を受け取れる権利を買うわけですから、差し引き2.75%の損ということになります。
これはどういうことかと言いますと、高金利通貨を売って低金利通貨を買うと、その金利差を支払わなければならないということを意味しています。
こうした2通貨間の金利差のことをスワップポイントといいます。 |