外貨建ての外債は、海外の高い金利が得られる反面、為替変動のリスクも負いますので注意が必要です。

なお、円建て外債は、為替リスクがない代わりに、日本の低い金利になり、デュアル債は組み合わせによって為替リスクと金利の関係が変わってきます。

格付けは、外債を評価する際に参考とされるものですが、具体的には、債券の発行元が破綻して償還されないリスクを評価するものです。

当然のことながら、政府の発行する国債が最も高い格付けとなりますが、同じ国債であっても国によって格付けが異なり、新興国の国債などは格付けが低くなる傾向があります。

格付けが高いほど利率は低く、格付けが低いほど利率は高くなります。つまり、信頼度と利回りは、相反する関係にあるということです。

外国債券（外債）というのは、海外の国（政府）や企業、あるいは世界銀行などの国際機関が発行する債券※のことをいいます。

※借金の借用証書に該当するもので、第三者に譲渡することもできる証券です。

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