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ダウ理論への批判について

どのような批判があるのですか?

アメリカの大学で用いられているファイナンスやインベストメント関連の教科書においても、しばしば批判とともにダウ理論が紹介されています。

ダウ理論についての一般的な批判としては、次のようなものです。

■トレンドが確認できるのはトレンドが形成された後なので、トレンドを先取りすることはできない。

■誤ったシグナルを発することが多い。

■もしトレンドを事前に予測できたとしたら、市場価格は徐々に上昇するのではなく、予測レベルまで急上昇するはずである。

■長期トレンドが存在するということは、長期予測が成立していないということになるので、理論自体が自己矛盾をしてしまっている。...など

なお、このようなテクニカル分析の元祖であるダウ理論への批判は、ダウ理論から派生した多くのテクニカル分析にも該当します。

ちなみに、テクニカル分析は、効率的市場仮説の考え方からも批判の対象となっています。


テクニカル分析の3つの基本前提
ダウ理論への批判とは?
サポート(山)とレジスタンス(谷)
ローソク足チャートとバー・チャート
短期・中期・長期のトレンド分析

テクニカル分析の基本前提とダウ理論
テクニカル分析とトレンド
3つの横ばいトレンド
坂田五法とテクニカル分析
高値・安値・始値・終値、ティックチャート


中・短期のトレンド転換の要因
IFOオーダー

ビック・マック指数とエコノミスト
10月〜11月の外為市場の特徴


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