英国の植民地時代
カナダに初めに住んでいたのは、アジアから数千年前にシベリアとアラスカを結ぶ陸の橋を渡って到着した先住民であると考えられています。
その後、16世紀にフランスとイギリスの探検家が大西洋岸を往来し始め、やがて植民地利権をかけた激しい争いが起き、17世紀初頭には両国の定住入植地が建設されています。
そして、1759年にパリ条約が締結されると、その後100年以上にわたり、全植民地が英国の支配下に置かれました。
カナダ自治領時代
1867年1月1日に、カナダは次の4つの州からなるカナダ自治領になっています。
■ノバスコシア
■ケベック
■オンタリオ
■ニュープランスウィック
その後、他の州や準州が順次カナダに加わっています。
第二次世界大戦後は?
第二次世界大戦以前は、ほとんどの移住者がイギリス諸島や東ヨーロッパの出身だったのですが、1945年以降は、次のような国や地域からの移住者が増加し、豊かな文化が生まれています。
■南ヨーロッパ
■アジア
■南米
■カリブ海諸国
また、1982年にはカナダ自主憲法が成立し、イギリスへの法的従属性が解消されました。
さらに、1992年には、北米自由貿易協定「NAFTA」に参加し、北米3国間(米国、メキシコ、カナダ)交流も促進しました。
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