移動平均線の見方は?
移動平均線というのは、ローソク足に絡むようにして描画されることがほとんどです。
これは、ローソク足との組み合わせで見ると、より具体的なサインを読み取ることができるからです。
つまり、ローソク足が示す現在のレートが、移動平均線の上にあれば今後しばらくの上昇が期待できますし、反対に、現在レートが移動平均線の下にきていれば、下降トレンドの継続を読み取ることができます。
また、中長期で相場の流れを見たいときなどには、ローソク足を週足にするなどして期間を長くとるようにしますと、移動平均線もそれに見合った長期間のものになります。
このように、移動平均線はローソク足と常にセットで見るように意識しておきたいところです。
主要な移動平均線は?
移動平均線というのは、過去のある一定期間の終値(NYの取引終了時)を平均しグラフ化したもので、これはローソク足チャートとセットで見て使用します。
また、主な移動平均線としては、次のようなものがあります。
■5日移動平均線 ⇒ 直近5日間の終値を平均
■25日移動平均線 ⇒ 直近25日間の終値を平均
■75日移動平均線 ⇒ 直近75日間の終値を平均
なお、平均をとる期間が長いほど、長期トレードの目安となります。 |