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対米証券投資は毎月15日頃発表

どのような指標ですか?

対米証券投資というのは、米財務相が毎月15日頃に発表する、米国以外の諸国が米国の証券に投資した金額のことをいいます。

この対米証券投資の数値が高いほど、米国に多くの資金が流入し、米国に対する投資家の投資意欲も高いとみることができます。

米国の証券とは?

上記の米国の証券というのは、主として次のようなものを指します。

■TB(Treasury Bond:米財務省長期債券)
⇒ 米国債の一種です。
■米国の株式
■米国の社債

対米証券投資の注目度は?

対米証券投資については、以前はそれほど高くなかったのですが、最近は注目度が高まっています。これは、米国の巨額な貿易赤字の問題があるからです。

米国は日本や中国などから大量の輸入を行っていて、その金額は同国の輸出額を大きく上回っています。この貿易赤字をカバーしているのが対米証券投資であるともいわれています。

対米証券投資の判断方法は?

上記のような背景があることから、対米証券投資が買い越し(プラス)の場合は、基本的にはドルが買われやすくなり、一方、売り越し(マイナス)の場合には、ドルが売られやすくなる傾向にあります。


クリスマス商戦は景気に影響
公開市場操作はマネーサプライの調節
G7は7か国の国際会議
スタグフレーションは造語
双子の赤字は財政赤字と貿易赤字

経済成長率はGDPの伸び率
公定歩合は中央銀行の金利
失業率は雇用情勢の指標
対米証券投資は毎月15日頃発表
ベージュブックはFOMCへの報告書


中国人民元(CNY、RMB)・CIC
サブプライムローンは米国の住宅ローン

日本銀行は日本の中央銀行
ブラックフライデーは年末商戦の始まりの日


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