外貨預金、外貨MMFとFXとの違いは?
かつては、外貨といえばアメリカの米ドルが定番でしたが、1998年の金融ビッグバン※以降は外貨投資がフリーになったことから、米ドルだけでなく、様々な国の通貨に投資することが可能になり、外貨投資の種類も増えました。
現在、世界には百数十種類の通貨がありますが、外貨預金などですと、日本の投資家が買うことができるものは、その内の数種類に限られます。
これは、外貨MMFでも同じです。
しかしながら、FXでは、業者により品揃えは異なるものの、非常に多くの種類の通貨を取引することができるようになっています。
ちなみに、米ドルやユーロ、ポンドといったメジャー通貨だけでなく、タイ・バーツや香港ドルなどのアジア諸国の通貨、さらに最近では南アフリカ共和国・ランド、中国・人民元、インド・ルピーの取引をしている業者もあります。
このように、取引できる通貨の種類の豊富さという点においても、今のところFXが最も有利といえます。
※日本国内にある金融機関の国際的な競争力を高めることなどを目的とした、一連の金融制度の大改革のことです。 |