外国為替取引とはどのようなものですか?
外国為替取引というのは、世界およそ200か国と地域で流通している各通貨を交換することをいいます。
もう少しわかりやすくいいますと、海外旅行に行く際に、銀行か空港の銀行ブースで手持ちのお金(円)を旅行先の国のお金に換えたことがあると思いますが、このように、ある国のお金(通貨)を別の国のお金(通貨)に交換することを外国為替といいます。
例えば、アメリカのニューヨークに旅行に行くとします。ニューヨークはアメリカの1州ですから、流通しているお金は米ドルです。
出発当日までに銀行で、円を米ドルに交換するか、あるいは空港に着いてから銀行のブースに寄って円を米ドルに交換するわけですが、これについては、円を米ドルに両替している感覚かもしれませんが、実際には、円で米ドルを購入しているということなのです。
つまり、アメリカ旅行をする際に、円で米ドルを購入するというれっきとした外国為替取引を行っているということです。
このように、海外旅行をした経験のある方でしたら、必ず外国為替には関わっていますし、実際に意識していなくても、意外と身近なところで、すでに外国為替取引を行っているのです。
為替ディーラーとは?
為替ディーラーというのは、銀行など金融機関の外国為替部門で直接、外国為替取引を担当する人のことをいいます。
顧客注文を市場に取り次ぐほか、自己勘定で取引することもあります。 |