金価格上昇するとなぜ買い取り業者も増えるの?
日本国内でも、金価格が高騰しているという認識が高まるにつれて、貴金属製品の買取業者が増加しているようです。
例えば、国内最大手の貴金属業者である田中貴金属では、「RE:TANAKA(リ・タナカ)」と呼ぶ買取窓口を直営店のGIZA TANAKAの7店舗に設けています。
また、金(ゴールド)を取り扱う小規模業者の動きも活発で、新聞の折り込み広告の中にも「アクセサリー買います」とうたったチラシが入るようになっています。
さらに、街中においても、これまで空き店舗だった場所に、「金買い取り店」が現れたりしています。
インターネットの金製品買取サイトとは?
金製品の買取業者の中には、店舗を構えないネット買い取りの専門業者も存在します。
その仕組みは、不要なアクセサリーを宅配便で送ると、業者が査定をし、代金を指定口座に入金してくれるというものです。
買い取られた金製品はどうなるの?
買い取られた金製品は、例えば、ある業者では買い取ったアクセサリー類をコンテナに詰め込んでシンガポールの中継基地に送り、そこからスイスなどの最終目的地に再送しているようです。
つまり、日本人が保有していたアクセサリー類というのは、海外の精錬施設で精錬されて金塊に戻ることになります。
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