金(ゴールド)の取引はどこで行われているの?
金取引が活発な世界の主要市場は、ロンドン、ニューヨーク、東京、香港、チューリッヒなどの各市場となっています。
また、各市場には時差があるので、次のように、価格は24時間休みなくリレーされていきます。
■ロンドン → ニューヨーク → 東京 → 香港 → チューリッヒ
金(ゴールド)の現物価格・先物取引の値段はどこで決まるの?
「金」の現物価格の指標となるのは、1666年に創設されたロンドン市場であり、ここでは、毎営業日の午前10時30分と午後3時の2回、フィキシングと呼ばれる値決めが行われています。
また、「金」の先物取引の値段の指標となるのは、ニューヨーク市場であり、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)の一部門である、ニューヨーク商品取引所(COMEX)の値段が世界の市場に影響を与えます。
ちなみに、2009年12月3日に史上最高値の1227.5ドルはここで付けた値段です。
東京市場の金(ゴールド)現物価格の基準は?
東京市場では、大手地金商や大手鉱山会社、商社を中心に午前中に発表される、店頭小売価格、店頭買い取り価格が現物価格の基準となります。
また、先物価格は、東京工業品取引所(TOCOM)で付いた値段になりますが、これは時々刻々と動いています。
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